
イデアル物販講座をご覧いただき、誠にありがとうございます。
この物販講座では、「海外輸入販売」「クラウドファンディング販売」を主として取り扱い、初心者の方でも購読後にはすぐに始められるレベルに持っていくよう、具体的な手法まで解説を行っていきます。
「基礎編①」「基礎編②」「基礎編③」「輸入販売(実践編)」「クラウドファンディング販売(実践編)」の5部で構成し、無理なく技術を取得できるよう丁寧に伝えていきます。
基礎編では、海外輸入(主に中国からの仕入れ)を題材に、物販ビジネスの基本を丁寧にお伝えしていきます。
海外輸入は、物販初心者にとって非常に取り組みやすく、少ない資本からでも資産性のあるビジネスを構築しやすいという大きな利点があります。
近年では、ニュースなどでよく目にする「M&A(企業の合併・買収)」も、こうした物販事業を通じて現実的な選択肢となり得ます。
つまり、個人でも将来的な事業売却や資産化が視野に入るのです。

少し現実味がないと感じるかもしれませんが、物販を行っていると、自然と身近に感じられるようになります。むしろ、小規模なM&Aであれば、誰にでも可能だと言えるでしょう。
この辺りは弊社の実績(誰でも簡単にできる方法)や実際に合った提案例まで含めて基礎編③でお話しますね。
基礎編は3部構成と長く、本項のみでは実践はできないため少し退屈に感じるかもしれません。しかし基礎が崩れるとその先に積み上げていく内容が脆いものとなってしまいます。
物販は、ビジネス初心者でも比較的取り組みやすい分野ですが、誰でも参入しやすいからこそ、競争も激しく、失敗するケースも少なくありません。
そこで本講座の基礎編では、これから物販に挑戦する方が失敗をせず、成果を出せるよう力を入れて内容を構成しています。
基本編を元として、実践編を構成しておりますため、是非最後まで読み進めてみて下さい。
それでは、基礎編をスタートしていきます。

基礎編①では物販とは何かという基本的なところからお伝えしていきます。
これから物販を学んでいくにあたり、常に付きまとってくるのが「参入障壁」です。
参入障壁:市場や業界に新規参入する障害やハードルのことを指します。この障壁が高いほど、新たにその市場に入るのが難しくなり、障壁が高いものほどライバルは少なくなります。
参入障壁は物販において非常に重要な考え方の一つです。是非、意識をしながら読み進めていって下さい。

物販は大半のビジネスの基本です。
物販の基本的な考え方を2つ紹介して締めくくりたいと思います。
【基本的な考え方①】
物販の定義は
「物を仕入れて販売し、その差額で利益を出す。」
なのですが、これだけをストレートに解釈しますと、現在の備蓄米騒動のように横流しで販売しているだけの意味合いに捉えられがちですね。
しかし実際の物販はもう少し幅広い意味合いを持ちます。この定義に補足を行うのであれば、
「物を仕入れて、付加価値を付けて販売し、その差額で利益を出す。」
っということになるでしょう。
例えば、鉄を仕入れて、その鉄を加工して自動車の部品にして販売する。
業種は製造業となりますが、広義的にはこれも物販の一つです。
巨大財閥である三菱財閥の創始者の岩崎弥太郎は、まだその名が広まる前は木材を売って生計を立てていました。しかし木材は手に入りやすくライバルも多くおり販売に困っていました。
そこで多くの人は木材を炭にして使用することに着目し、炭へと加工をして販売をすることで富を築き上げていきます。

このように、木材に対して「顧客の面倒臭さを回避する」っという付加価値を付けて販売をしています。
※基本的に消費者の面倒くささやストレスを還元するものは良く売れます。
【基本的な考え方②】
さて、物販の基本的な考え方のもう一つとしましては、
「物を売る場所を変えることで利益を生み出す」
という非常にシンプルなものです。要は商社のような役割ですね。
物販は鎌倉時代程からあると言われており、現在までも崩壊していないビジネスモデルの一つとして非常に優秀です。
歴史に残っている具体的な例としては、江戸時代には昆布ロードと言われるものがありました。

出展:https://www.kurakon.jp/ency_kombu/02.html
昆布の売買は北海道からスタートして
「北海道」→「関西」→「関東・九州」→「朝鮮半島・中国」
へと広がっていきます。
「→」が進むにつれて価格は高騰していきます。
江戸時代の商業の日記によりますと、昆布1斤(600g)の取引額は下記のようだと言われております。
・北海道(産地):50~200文程
・関西(大阪) :500~1000文程
・関東(江戸) :1000~1500文程
・九州(長崎) :1500~2500文程
※銀1枚500文
さて、現在はと言いますと、

航路が発達した上にインターネットで世界中を調査できるため、欲しい物はだいたい手に入れることはできます。
そのため、無作為に商品を仕入れ、誰もが販売ができる場所で売る場合は参入障壁が低い状態にあります。
要はライバルが多く利益率も低くなるということです。
それでは物販はできないのではないか?っと困ったような話ですが、最初はそれでも問題はありません。他人が既に販売している商品ということは「売れる商品」と言い換えることができます。
さて、売れる商品とはなんなのでしょうか…多くの要素がございますが、注目すべき点は「キーワード」の1点です。
次回、基礎編②では「キーワードの重要性」についてお話をします。
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